食事とイベントやグッズ販売など競馬場は巨大レジャー施設

競馬はギャンブルで、昔は暗い汚いというイメージがありました。しかしオグリキャップなどの名馬や武豊騎手などの登場で一変し、今や明るい国民的スポーツとしてファンも増えています。
中でも中央競馬の京都競馬場開催の春の天皇賞と中山競馬場開催の有馬記念は、それぞれ夏競馬から始まる競走馬の一年と正月から始まる人間社会の一年を締めくくる一大レースになっています。特に人気のあるG1レースは年間を通して10以上も開催されているので、そのレースに合わせて競馬ファンが競馬場へと繰り出していき賑わっています。競馬ファンはこれらのレースの馬券を購入して当たりはずれを楽しんでいますが、実は競馬は馬券を購入しなくても楽しめる場なのです。それが競馬場内で開催される様々なイベントとグルメ通も唸るほどの食事や、競馬場内でしか買えないグッズ類の販売です。

競馬には中央競馬と地方競馬があり、全国に競馬場があります。そのどちらも馬券を買わなくても楽しめるように様変わりし、ギャンブルの場から巨大なレジャー施設へと改装が進められて来ました。競走馬が走るターフの内馬場には競馬を観戦しながら食事ができるコーナーが作られ、お子さんも楽しめるような遊戯施設と芸能人も参加するイベントが定期的に開催されています。
一日中お子さんも飽きずに遊ぶことができ、しかも合間に大人たちはレースを楽しめるという具合です。またターフの外側の観覧席があるスタンドの中にはフードコーナーがあります。例えば中山競馬場では地下一階から地上4階までが一大グルメ集積地を成していて、テーブル席や立食で飲食ができる他、ファーストフードから有名レストランまで出店しているので、グルメ好きにもたまらないエリアになっています。

更にグッズ販売では普段買うことができない競走馬のぬいぐるみと騎手が着るユニホームの他にも、ステッキや蹄鉄なども購入できて来場した記念として楽しみも倍増です。
競馬を楽しむのに馬券を購入しても良し、馬券を購入しなくてもターフを走る馬を見ながら食事やイベントを楽しむのも良し。競馬場は多くの人が集う巨大レジャーランドです。

競馬場